ジェイムズ・P・ホーガン著 造物主<ライフメーカー>の掟
ポール・メルコ著 天空のリング なんかここんとこ小説読むペースが上がってますね。暇なんですね。 ジェイムズ・P・ホーガンってジェイムズ・ピー・ホーガンって書くとなんか卑猥ですね。 昨日の晩は全然眠れなくて、本読んでて気づいたら外が白んでました。 これで時差ボケの予行演習はばっちりだ! 今晩眠れなかったらどーしよう!←既にテンションがおかしいらしい 造物主の掟は、ファーストコンタクト物の皮を被った政治批判というか植民地政策批判というか、なんかそんな感じのお話です。政治家じゃなくて政治屋って言葉をあててるのが個人的には好き。前半はかったるい話とご都合主義的な機械人間創造神話が交互に続くんだけど、後半怒涛の展開が押し寄せてきて非常に爽快です。奇術師最高! 続編もあるでよ。 天空のリングは以前クラークの楽園の泉を読んで面白かったので軌道エレベータ繋がりで読んでみました。そのうち星ぼしに架ける橋も読んでみよう。マッカンドルーの人の作品なので面白いはず。 楽園の泉は軌道エレベータ建設当時のお話だけど、天空のリングは出来てから使う人が居なくなっちゃった時代のお話です。リングを建設した人たちは共同体といって、AIを通じて意識共有みたいなことをしてたんだけど、ある日プッツンしてみんなあっち側へ逝ってしまわれたのでした。ミュータントというか、遺伝子操作をして生まれた5人の人間が主人公で、各章ごとに一人称の語り手を交代しながら物語が進んでいきます。ちょっとフラグ回収しきれずに放置されちゃってるネタがあったりしたけど、呼んでてワクワクの止まらない小説でした。この人の本は初めて読んだけど、また読みたいなーと思うのでありました。 ところで最近気づいたんだけど、断絶への航海と遥かなる地球の歌ってネタがモロ被ってるんですね。なんかどっかで読んだ気がしてたのはこのせいなのか・・・マジメに思い出そうとすると既にどっちがどっちの内容だったか判然としない(ェ 今年に入って完全に本読みましたブログになってるな・・・・orz #
by YT-02
| 2012-04-01 22:07
| 日記
※妖怪人間じゃありません
ディック傑作集 まだ人間じゃない 読了 フィリップ・K・ディックといえばアンドロイドは電気羊の夢を見るか?とか有名ですが、その人の短編集です。遠未来物あり、タイムトラベル物あり、インベイダー物あり、ダークなファンタジー物ありと、実はかなり手広くやってたんですねこの人。ほとんど不条理系(?)だけど。 PKD久しぶりだったけど、今まで長編しか読んだことなかったから割と新鮮でした。 なんっつっても長編だと主人公の疲弊感にアテられて読んでるとすげー疲れるところを、短篇だと切り替わりが早いので(まぁそれぞれ病んでたりアレだったりナニだったりはするけど)さくさくっと読めます。一緒に買っておいたヴァリスもやっぱ疲れるんだろうな~と思いつつ次はホーガン読みはじめてます。 #
by YT-02
| 2012-03-11 18:56
| 日記
ウィリアムギブスン+ブルーススターリング共著 ディファレンス・エンジン 読了
蒸気機関から計算機械が発展したパラレルワールド的なお話で、時代は明治維新くらい。 舞台は主にイギリスとか。福沢諭吉とか森有礼とか出てきます。 どんだけ日本人好きなんだよ。 森有礼なんて日本人でも知ってる人少ないぞきっと。 話は群像劇の形式を採っていて、複数の主人公の間で物語が流れていきます。 テムズ川の大悪臭を背景に。 たぶんコレ読んだらイギリス観光はしたくなくなるんじゃないの・・・? ところで突然ですが海外へ行くことになりました。 パスポートの申請なんて初めてしたよ。 そこで気になってくるのが空港から先の行程。 ヒコーキなんて修学旅行以来乗ったことないよ。 なんか考えがいまひとつまとまらないので順を追って頭の中を吐き出してみよう。 まずは荷物だ。 荷物は機内持ち込みできるものだけであることが望ましい。 内容は着替え、スーツ、カメラ、書類等・・・くらいかな。 ↓ コロコロはいかにもな感じがして何かイヤ。高い上に重いし。 少なくともカメラは別にする。 ↓ 今持ってるザックは40リットルだけどちょっと規定サイズオーバーみたい。 ↓ でもそこそこの大きさは欲しい。 30リットルくらいだと、半分はスーツで埋まってしまう。 ↓ 40リットルくらいなら機内持ち込みなんとかいけるらしい。 ミレーのDOME SLR 40とかサイズばっちりなんだけどどうだろうか・・・ でも40リットルのザックはモンベルのがあるのでイマイチ気が乗らない。でも欲しい。 ↓ ザックにした場合書類等のパッキングをどうするかな・・・ お、ハンドバッグおk?カメラと双眼鏡もおk・・・だと? ・・・・カメラバッグ購入検討をおもむろに開始。 以前から欲しかったTIMBUK2のスヌープカメラメッセンジャーSを勢いでイヤッホしてしまう。 ・・・さて、カメラはどうしようか←いまここ。 ・・・あれ?なんかズレてないか? #
by YT-02
| 2012-02-24 22:52
| 日記
ロバート・A・ハインライン著 「月は無慈悲な夜の女王」 読了
土日は出かけようと思っていたけど寝坊したら外に出る気が失せてしまいました。 なにもする気が起きないのでとりあえず手近にある本でも読んでるかとまた怠惰な二日間に。また気づけば半日ニコ生でナショジオ見てたりしました。オバマの専属カメラマンはEOS5DMarkⅡ使うのね。記念写真もデジカメとか時代を感じるねぇ。 ・・・・ここ10年くらい進歩ないな自分。 基本的に引っ張り出してくれる人がいないと引きこもりになるのでした。 さてさて、ハイラインといえば日本で有名なのが「夏への扉」ですかね。 これは最近ではシュタインズゲートなんかでおなじみのタイムトラベル物です。 大分前に読んだ覚えはあるのだけれど、内容は・・確かネコが・・・わすれた(ぉ 他にも「宇宙の戦士」はガンダムの元ネタだったり、「愛に時間を」はトップをねらえ!のサブタイになってたりと、大人気な小説家さんでした。世界SF界のビッグスリーとか言われているらしいけど、思うにこの人はクラークやアシモフと違って、SF作家というよりはSFと自身の作風との相性が抜群に良いというタイプの作家なんじゃないかと思います。SFを物語にするんじゃなくて、SFを舞台としたらこんな面白い話が書けるよって人。 解説によれば、本作は海外では夏への扉よりも評価が高いみたいです。 この物語は月の独立戦争のお話で、クーデター起こすのになんでも解決してくれる万能コンピュータがあったら便利だよねーって内容です。なんでもやっちゃいます。後半なんか主人公いなくてもよくね?って感じの場面もあるくらい。この超高性能まっすぃーん、最初はたどたどしいくらいで間抜けなんだけど、次第に饒舌に、人間みたいな思考(嗜好?)を持つようになり、人間に惹かれ深い絆を感じるようになります。だけどなんと言うか、途中からコンピュータだからこその悲哀みたいな描写が出てきます。本人(?)から直接語られることなないですが。この辺りがいかにもハインライン節って感じで、好きな人は鳥肌たちっぱなしになるのでは。ラストにはどうか清潔なハンカチをご用意ください。 SF的なガジェットも超一級で、月世界の描写や元は物資運搬用の射出機(たぶんレールガン的なアレ)とか地球軌道上の軍事兵器の描写とかいかにもありそうに思えるリアルさは流石です。 個人的にお気に入りな箇所は、この万能コンピュータが主人公に呼び掛けるときに、人間<マン>って言うところと、主人公の師である教授さんが主人公に「坊や」という呼びかけかたをすること。なんかとっても親しみに満ちている感じがして、好き。訳者は良い仕事をしていると思う。解説の人が萌え~とか言い出した時には流石にたじろいだけど。(この解説の人はどうも真性っぽい) ところでこの作品の主人公は左腕が義手で、便利ガジェットなのですが、銃夢LOのピング・ウーとか、DDDの所在も左腕を義手としています。もしかして元ネタ?・・・ピングはともかく所在は考えすぎかw #
by YT-02
| 2012-01-16 01:32
| 日記
あけましておめでとうございます←遅い
今回の土日は体調を崩してほぼベッドの上で過ごしていたのだけれど、今日の午後あたりには大分回復してきたので、ガンガンとうるさい頭をおさえながら昨年末にオープンしたという長野の珈琲問屋へ行ってきました。 まんま、田舎に開店したいかにも都会的なチェーン店って感じに賑わっていて(例えになってないな)駐車場はほぼ満杯でした。中は、まぁ専門店だけあってそこらへんのホームセンターとは比べるべくも無い品揃え。豆を指定すればその場で炒ってくれます。喫茶店も兼ねていてその場でコーヒーを飲めるんだけど(豆を注文すると割引あり)、コーヒー受取ってから客と商品でごったがえす店内を縦断しないとイスにたどり着けない、豆は炒りあがると名前を呼ばれるんだけど、店内放送じゃなくてただ店員が呼ぶだけだから、ちょっとカウンターから離れると聞こえない等、なんだかなーが多い感じでした。 と、文句ばっか書いたけど毎回ネットで注文していたフィルターやコーヒー器具を気が向いたときに買いにいけるメリットは結構大きいと思ので願わくば、繁盛してください。 紅茶や中国茶の茶葉も売ってるので今度試してみよう。 そうそう、ザッセンハウスのミルがおいてあったんだけど、化粧箱を見たら、"メリタ ザッセンハウス"って書いてあってなんか涙でそうになりました。 ついでにゼビオに寄ってボードなぞ眺めてきたのですが、ヨネックス良いかも。 買ってしまうかもしらん。 #
by YT-02
| 2012-01-08 20:01
| 日記
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